箱のハンドドリップ珈琲について
当店のコーヒーは注文が入ってから豆を挽き、一杯ずつ丁寧にお淹れしております。
豆は京都の老舗、『小川珈琲』さんのものを使用しております。
近頃はスーパーなどでもパッケージを目にする機会が増えてきましたね。
喫茶「箱」をOPENするにあたり様々な珈琲の試飲をして参りましたが
小川珈琲さんの味にピンと来るものがあり、決定いたしました。
わたしたちの求めていた味のイメージは「昔ながらの喫茶店」。
今の珈琲の傾向は酸味がありフルーティーなものが多いそうです。
しかしながら私たちの求めている味は深煎りのずっしりと香りふくよかな珈琲。
まさにぴったりの豆が『小川珈琲』に存在したのです。
豆の産地をご紹介します。
ブラジル
コロンビア
インドネシア
エチオピア
エルサルバドル
青い空の似合う5カ国の豆がブレンドされております。
喫茶『箱』が6月にopenする前に小川珈琲の担当者の方がいらっしゃり、
これからメニューに出す珈琲のレシピを決め、ドリップの手ほどきも受けました。
この担当者の方、斎藤さんとおっしゃるのですが、今年のジャパン ブリューワーズカップ(JBrC)という珈琲の抽出を競う大会で決勝まで進出されたスゴイ方!
斎藤さんのドリップ姿はスマートで美しいです。注ぐお湯のラインは均一で揺らぎがありません。
お湯の太さ(落とす時間)で珈琲の味は全く変わってきます。
斎藤さん曰く「家系の麺くらいの細さ」でお湯を落とすそうです。
斎藤さんのようには中々いきませんが、「家系の麺の太さ」を常に意識しながらドリップしております。
日頃の珈琲に関しての些細な疑問に的確なアドバイスをして下さるなんとも頼もしい先生なのであります。
小川珈琲の斎藤さん
箱のハンドドリップ珈琲、是非一度ご賞味下さい。