箱の喫茶スペースに佇む年代物の硝子のショーケース。
これは多摩川住宅中央名店街で50年雑貨屋さんを営んでいらっしゃった間藤商店さんからお店をたたむ際に譲っていただいた物です。
多摩川住宅にお住まいの方は、子どもの頃に間藤商店さんで駄菓子を買った思い出があるかもしれません。
その駄菓子が賑やかに並べられていたショーケース。
子どもたちの笑い声をずっと聞いてきたショーケースです。
譲って頂いた当初は埃をかぶり硝子も割れていました。
まずはお掃除から。
硝子をピカピカに磨きます。
次は割れた硝子の修復です。
車の修復に使う粘土パテを使用して、なんちゃって金継ぎ。
そして見事に生まれ変わりました!
昔のモノはしっかりとした造りが多く、箱を造ってくれた大工さんもこのショーケースの職人さんの仕事ぶりに感心していました。
ショーケースにはこれからここでもうひと仕事、してもらいます。
さっそく中にディスプレイしたのは陶器や木の器たち。
これは友人のお父様が趣味で集めていらした物なのですが、
引っ越しをする際に手放さなければならなくなりこちらで販売する事になりました。
陶器好きの音楽教室の生徒さんがびっくりしていた程の価格で販売しております。
掘り出し物を見つけに、ショーケースを覗いてみて下さいね。